ブルガリアの日本地図

    語学関係
    06 /21 2007


    おなじみの日本地図ですが,これはイラスト付き辞典のブルガリア語版日本地図です.(クリックで拡大します)
    ロシア語では横浜をЙокогама(ヨコガマ)ということは有名ですが,ブルガリア語の場合は素直にЙокохама(ヨコハマ)というそうです.
    津軽海峡がПроток Цугару(プロートク ツガル)という一方,対馬海峡はЦишимински проток(ツシミンスキ プロートク)というのですね.

    ギリシャ産フェタは実はブルガリア産?

    語学関係
    06 /09 2007
    シネレといえば,ブルガリアの国民食ともいえる羊乳(or牛乳)製フレッシュチーズです.
    下は2004年8月16日のブルガリアの新聞「ТРУД」に掲載されたシレネの値上がりに関する記事です.

    私は以下の記述が特に気になりました.

    През последните години много български мандри продават стоката си на турски и гръцки търговци, които я препакетират и я изнасят като своя.


    「近年,多くのブルガリアの酪農家がシレネをトルコ・ギリシャの販売業者に売り渡している.それら販売業者は,商品を自社製として包装し,輸出している.」

    つまるところ,産地偽装な訳です.たしかに言われてみれば不思議ではあります.ギリシャ産フェタは世界各地で売られているのに,それよりも物価の関係で原価が安いはずのブルガリア産は見かけません.これは,何らかのトリックがあると考えるのが自然ではないでしょうか.
    バルカン以外の多くの国では,フェタといえばやはりギリシャ産です.ギリシャ産なら高く売れますので,このようにして利潤が,ブルガリア以外の国の業者に吸収されてしまうわけです.ちょっとこれは面白くないですね.
    しかし,これは我々にとっても,ギリシャ産フェタを買えば運良く(?)ブルガリア産に巡り会える可能性があるということでしょうか.懐かしいブルガリア産シレネ,また食べてみたいです.

    ブルガリア産商品の成分表示

    語学関係
    06 /03 2007

    以前,ブルガリア人留学生からもらったインスタントチョコレートドリンクの成分表示です.
    なんと6ヶ国語で書かれています.上からBG=ブルガリア語/MK=マケドニア語/GB=英語/AL=アルバニア語/HR=クロアチア語/СРЦГ=セルビア語です.
    各国でその国の言語での成分表示が義務付けられていますので,周辺諸国の市場に出すためには必要なことなのでしょう.

    よくみるとなかなか面白いです.砂糖はBGではзахарなのに,MKではшекерなのですね.後者はHR/SRと近い系統です.ちなみにロシア語ではсахарで,BGと近いです.
    「ココアパウダー」はBGでは「какао на прах」,MKでは「какао во прав」,SRでは「какао у праху」と使う前置詞がそれぞれ違ってなんとも複雑です.HR/SRだけはしっかりと格変化しています.
    不思議なのはBGで「熱湯」が「гореща вода」なのに,MKでは「топла вода」としか書かれていない点です.「топла вода」はブルガリア語的には「温水」となるため,少しだけ意味が違ってきます.はたしてどの国の人も美味しく飲めるでしょうか.マケドニア語は詳しくありませんが,ひょっとして「горещ」に対応する単語が「топъл」なのでしょうか.
    「よくかき混ぜる」も国ごとに表現がそれぞれ違っているようです.面白いことに,HRにはその記述がありません.クロアチア人はかき混ぜなくて良いということでしょうか?彼らも他の言語が読めるので問題ないですが.
    さらに不思議なのは,BGだけフォントが違うということです.これはブルガリア独自のキリル文字フォントです.あえて,他の言語と異なるフォントで記述したことに深い意味はあるのでしょうか.

    xpucmo

    ブルガリアの言語や音楽(特にポップフォーク)を愛するあまり、現地のセミナーまで受けに行った変人。HNを現地で頂いたブルガリア名xpucmo = フリスト に統一しました。