Лимецка アインコーン小麦のヴィーガンウエハース

    ブルガリア産食品
    09 /17 2020
    ブルガリアから個人輸入した商品の紹介です。今回は古代小麦を使用したлимецка(リメツカ)というウエハースです。


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    лимецは古代小麦アインコーン=ヒトツブコムギのことで、ブルガリアの名産品です。вафлаはウエハースのことです。有機素材のみを使用とあり、気合の入った商品のようです。また、ヴィーガン対応食品となっています。
    ウエハースなんてお菓子の中でもマイナーな存在だし、アイスクリームの付け合わせ程度に扱われるケースもあると思いますが侮るなかれ。この商品は別格です。



    тахан с нуга/タヒニ&ヌガー


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    таханというのはタヒニのことで、ペースト状にしたゴマや種子類から作られます。この商品は、ヒマワリの種のタヒニを使用しているようです。

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    原材料:全粒アインコーン小麦粉(32%)、未精製糖、ココナッツバター(16.8%)、サンフラワーシードペースト(13.3%)、パンプキンフレーク、ココアパウダー、ヒマワリ油、膨張剤(炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム)、食塩、ヒマワリレシチン、香料、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)



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    蜂蜜を思わせるような濃厚な香りがあります。軽い口当たりなのに、全粒粉のパンを食べているような奥深いコク。そして中のクリームがブルガリア名産のひまわりの種のタヒニを使用していて、これがまた存在感のある個性豊かな味で後を引きます。甘さは普通のウエハースと同程度にあります。

    一瞬バルカン半島にワープしたかのような錯覚すら覚えました。正直ちょっと感動しました。これまでの人生で食べた中で最高のウエハースでした。



    ванилия с кокос/バニラ&ココナッツ


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    原材料:全粒アインコーン小麦粉(33%)、ココナッツファイン(24.5%)、未精製糖、ココナッツバター(9.1%)、サンフラワーシードペースト(3.6%)、パンプキンフレーク、ココアパウダー、ヒマワリ油、膨張剤(炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム)、食塩、ヒマワリレシチン、香料、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)


    原材料は先程の商品と共通のものが多いですが、こちらはココナッツ比率が高いということで、南国気分を味わえるスイーツとなっています。


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    タヒニ味と比べると個性はやや抑えめなので、普通のウエハースが好きな人も満足できると思います。内容量は30g、製造者はЕкосем България(エコセム・ブルガリア)です。



    Harmonica Biotic+


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    続いて、ハルモニカシリーズのウエハースです。こちらの製造者はBio Bulgaria。アインコーン商品に力を入れていて、以前も同社のプレッツェルを紹介しました。

    原材料:全粒アインコーン小麦粉(30%)、未精製きび糖、ココナッツバター(17.5%)、サンフラワーシードペースト(13%)、スキムミルク、ココアパウダー、アガベイヌリン(3.2%)、乳酸菌(1.1%; ブルガリア菌、ビフィズス菌、プランタルム菌、ガゼリ菌)、ヒマワリ油、膨張剤(炭酸水素ナトリウム)、食塩


    リメツカは商品表示がブルガリア語のみでしたが、こちらの商品は7カ国語が書かれています。そのせいか字が細かくて読みにくい・・・。内容量はリメツカと同じ30gで、こちらのほうがやや平べったい形です。


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    原材料も配合比率も偶然の一致とは思えないほどリメツカに似ています。どちらが先でしょうか。
    違いは、こちらは乳成分を使用していること、乳酸菌を配合していることです。味もよく似ています。

    もう、この味を知ってしまったら、ただ甘いだけのウエハースは食べられません。ブルガリアからこれらの高品質なスイーツを輸入してほしいところです。

    コメント

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    No title

    これは凄い!の一言です。
    ヴィーガン対応で探した結果なのか、それともブルガリアの食品業界に革命が
    起きてしまったのかは判りませんがこれほど多種多様な製品が作られている事
    に驚きです。
    リメツカという品種は初耳ですが、既に知られている品種のブルガリア語表現
    なのか、それとも全く別の品種なのか興味があります。
    最近読んだあるブログには「アインコーンが小麦アレルギーを起こさない事に
    驚いた」という記述がありましたが、それがいかに現代の食生活が汚染されて
    いるかという事実に他なりませんが、ブログ主はその事実に殆ど気がついてい
    ないという現実がとても悲しいです。
    翻ってこちらの原材料を見る限り、加工食品である以上最小限の添加物は仕方
    ありませんが、未精製糖を使用しているなどかなり安全意識の高い製品である
    事は疑いも無く、間違いなくトップレベルのお勧め品であると言えましょう。
    よくこのような品を見つけられましたね。
    仰るとおりどこか意識の高い業者に輸入販売して欲しいものです。

    ありがとうございます

    紛らわしい書き方だったので修正しました。m(_ _)m リメツカは商品名で、リメツをもじった名称と思われます。ウエハースが女性名詞なのでそれに合わせたのでしょうか。
    欧州全体の流れもあると思いますが、こういったメーカーが多数育っているということは、やはり消費者の意識が高いのだろうと思います。
    それに対して日本の消費者、国産意識は高くても、みんな大好き外食は輸入材料ばかりなので未達ですし、そもそも国産も諸外国と比べて農薬使用量が少ない訳でもない・・・。安心感だけで真に安全なのか不明ですね。
    アインコーンも少量のグルテンを含むそうですが、やはりグルテン自体が悪者というよりは、品種改良によって歪められた部分が大きいのではという気がします。
    この商品の良い所は、ブルガリア的な味が楽しめることです。クッキーキャットやRiceUpもそういったシリーズを登場させてくれればなお嬉しいと思います。

    xpucmo

    ブルガリアの言語や音楽(特にポップフォーク)を愛するあまり、現地のセミナーまで受けに行った変人。HNを現地で頂いたブルガリア名xpucmo = フリスト に統一しました。